HOME 〉

JOURNAL / JAPAN

日本 [岡山]

最高級フルーツの産地です

在来種を守ることと新品種への挑戦が未来をつくる

Jun 25, 2016

落札価格がニュースになる高級品
「マスカット・オブ・アレキサンドリア」

北アフリカ原産で、紀元前・ローマ帝国時代にエジプトのアレキサンドリア港から地中海各地に伝播しました。以来、世界に広がり、現代まで連綿と続く高級品種です。

高温で乾燥した土地の原産ということもあって、日本での栽培は当初困難を極めたようです。が、明治19年、岡山県でガラス温室による栽培が始まってからは、温暖・多照・少雨という瀬戸内の気候も幸いして、実を結びました。

当時、マスカット・オブ・アレキサンドリア1箱と米1俵が同じ値段だったというエピソードもあります。今年は栽培から130周年という記念の年。

いまや岡山県は、日本のマスカット・オブ・アレキサンドリア生産の9割以上を占めるなど、他県の追随を許しません。高級品だけに、毎年、初競りの価格が話題になりますが、今年の大田市場では、1箱(2房入・1kg)3万円で落札されました。


夢の大玉
「おかやま夢白桃」

桃太郎の舞台と言われる岡山県は正真正銘、桃の里。その岡山で、次代を担うモモとして期待を集めているのが「おかやま夢白桃」です。岡山県農業試験場が、「う-9」(専門的な名称!)と「山根白桃」との交配により誕生させました(平成17年品種登録)。

平均果重が300~400g、中には500gに達するものもあるほどの大玉。でありながら、味わいは繊細。ルックス良し、味良しで人気急上昇中というわけです。生産者さんいわく、「口一杯に頬ばって、とろける果肉とあふれる果汁を堪能してください!

料理通信メールマガジン(無料)に登録しませんか?

食のプロや愛好家が求める国内外の食の世界の動き、プロの名作レシピ、スペシャルなイベント情報などをお届けします。