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JOURNAL / WORLD

England [London]

ロックダウン規制を受けて缶入りワイン市場が急成長

May 31, 2021

  • text by Yuka Hasegawa / photograph by The Uncommon



  • この1年間の数回に及ぶロックダウンを経て、段階的な規制解除が始まったイングランド。2021年4月12日からは飲食店のテラス席での営業が解禁になり、5月17日からは店内での営業が再開された。とはいえ室内での密を避ける傾向は続き、昨年から、公園などでのピクニックがブームになっている。

    これを追い風に、野外で手軽に飲める缶入りワインの市場が急激に拡大。中でも英国産のスパークリングワインを製品化した、英国初の缶ワインブランド「ジ・アンコモン(The Uncommon)」が話題だ。

    2018年に、持続可能な農業を実践する農園で栽培されたブドウ品種、バッカス(バフース)を使用したスパークリングでデビューして以来、現在はピノ・ノワールとピノ・ムニエをブレンドしたロゼの他、ワインをソーダで割ったスプリッツァーのRTD(Ready To Drink=缶入りカクテル)をラインナップ。スペイン人著名アーティストを起用した、スタイリッシュかつキッチュなパッケージデザインも人気だ。

    軽量で100%リサイクル可能なアルミ缶を使用しており、従来の瓶入りに比べてカーボンフットプリントが少ないことでも注目されている。同ブランドの創始者の一人、ヘンリー・コネル氏は、「いかに環境に負担なく商品化できるかも、我々の目指すところだ」と語っている。

    (写真)スパークリングワイン2種(左)とスプリッツァー2種(右)。缶入りワインとはいえ、プロセッコの製法として知られるシャルマ方式(タンク内二次発酵)を採用しており、そのクオリティには定評がある。



    ◎The Uncommon
    各種 4.99ポンド/250ml (参考価格)
    「フォートナム&メイソン」や「セルフリッジ」など百貨店の食料品コーナー、「ウエイトローズ」などのスーパーマーケットで販売中。公式サイトでは4缶22ポンドで販売。
    https://wearetheuncommon.co.uk/
    Instagram:@wearetheuncommon


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