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JOURNAL / WORLD

Germany [Berlin]

ジャガイモ農家も喜びの声!ドイツの飲食業界、再始動

Jun 14, 2021

  • text & photograph by Hideko Kawachi



  • 新型コロナウイルスの感染拡大防止対策で、長く「休業」を強いられていたドイツの飲食業界。2020年末からドイツ全土ではテイクアウト以外の営業が不可となっていたのだが、2021年5月中旬から、ついに再開できることになった。

    アプリによる接触情報管理や、24時間以内の迅速抗原検査の陰性証明提示義務などを組み合わせた対策を行いながら、まずはテラス席から営業が可能になる。ベルリンなど都市部では、有名なヒップホップバンドが飲食店やイベント業界再開の助けになれば、と私財を投じて開発したコロナ対策アプリ「luca」が推奨されている。

    飲食業界やお客もさることながら、このニュースに大喜びしたのが、ジャガイモ農家だ。レストランや社員食堂、屋台など、フライドポテトは消費量の4分の3を外食産業が占めている。そのため昨年、フライドポテト用の加工品種を作っていた農家は大打撃を受けた。卸価格が暴落したため、今年は生産が控えられジャガイモが高騰するのでは? という噂もあったが、価格の高騰や品薄の心配はないと報じられている。フライドポテト好きはほっと胸をなでおろしているに違いない。

    (写真)飲食店とともに、再開が見込まれる野外のコンサートや屋外プール。そこで食べる熱々のフライドポテトとビールの味は、きっと格別だろう。



    ◎luca
    ドイツの有名なヒップホップバンドDie Fantastischen Vierがベルリンのスタートアップ企業と組んで開発したコロナ対策アプリ。店舗に掲示されたQRコードを読み込む。
    https://www.luca-app.de/



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