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JOURNAL / WORLD

Italy [Roma]

デリバリー需要で誕生 ローマ発パスタのストリートフード

Jun 17, 2021

  • text & photograph by Mika Hisatani



  • 新型コロナウイルスの影響によりデリバリーやテイクアウトが定着しつつある中、パスタを使った新しいストリートフードが続々と誕生している。

    日本人観光客にも知られる切り売りピッツァ店「ボンチ(BONCI)」が、ローマの伝統的なスップリ(ライスコロッケ)をアレンジし、米ではなくパスタを使ったバージョンを発表。スパゲッティ・カルボナーラやラザニアをコロッケ状に固め、パン粉をつけて揚げたパスタのスップリは、今や人気デリバリーの代表格だ。

    2021年1月に発売開始となったのが、ローマのコンテンポラリーレストラン「レトロボッテガ(Retrobottega)」のシェフが発案した、トルテッリーニ(詰め物をしてリング状に形成したパスタ)のスップリ「リーノ(LINO)」。トルテッリーニ6個を並べて、パルミジャーノ・レッジャーノのクリームをたっぷり絡めて棒状にし、パン粉をつけて揚げたもの。齧るようにして食べるスナックだ。

    レトロボッテガの自家製リーノは、現在、ストリートフードブランド「トラピッツィーノ(TRAPIZZINO)*」が展開する全国10店舗で販売中。コロナが終息しても末永く愛されるようなグルメ向けファストフードを目指す。

    *袋型にしたピッツァ生地にローマの郷土料理を挟んだストリートフード

    (写真)リーノの表面にはヴィネガーとコリアンダー、タイム、クローブなど数種類のハーブを煮詰めた酸味のあるカルピオーネソースが粒状に添えられ、全体の風味を引き締めている。1個3ユーロ。





    ◎TRAPIZZINO
    Testaccio店
    Via Giovanni Branca 88, Testaccio, Roma
    Tel +39 0643419624
    https://www.trapizzino.it
    Instagram: @trapizzino

    ◎Retrobottega
    https://www.retro-bottega.com/
    Instagram: @retropasta_roma


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